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辞めさせるべき職員と育てるべき職員の違いとは?|見極めの判断基準
介護現場で管理者を悩ませる大きなテーマの一つがこれです。
「この人は指導すれば変わるのか、それとも難しいのか」
正直、この判断は簡単ではありません。
そして多くの管理者がここで迷い、結果として判断を先延ばしにします。
しかし、ここははっきりさせる必要があります。
見極めを間違えると、現場全体に影響が出ます。
よくある間違い
まず多くの現場で起きているのはこれです。
- なんとなく様子を見る
- とりあえず指導を続ける
- 本人の性格の問題として片付ける
一見優しい判断に見えますが、結果としてどうなるか。
良い職員が疲弊します。
判断の軸は2つだけ
結論から言います。
見極めの軸はこの2つです。
- 改善可能性があるか
- 組織への影響がどうか
この2つで判断すればブレません。
①改善可能性がある職員の特徴
まずは「育てるべき職員」です。
■指摘を受け止める
- 言い訳はあっても聞く姿勢がある
- 表情や態度に変化がある
■行動が少しでも変わる
- 完璧でなくても改善の兆しがある
- 同じミスでも減っている
■相談ができる
- 分からないことを聞いてくる
- 一人で抱え込まない
こういう人は時間をかける価値があります。
②辞めさせる判断が必要な職員の特徴
ここが重要です。
■指摘を受け入れない
- すべて言い訳になる
- 自分は悪くないという姿勢
■行動が変わらない
- 同じ指摘を繰り返す
- 改善が見られない
■周囲への悪影響
- 空気が悪くなる
- 他スタッフが気を遣う
- チームが機能しない
この状態が続く場合は要注意です。
一番見てはいけないもの
ここ、かなり重要です。
多くの管理者が見てしまうのは
- 人柄
- 性格
- 頑張っている感じ
これは判断基準ではありません。
本当に見るべきもの
見るべきはこれだけです。
行動が変わるかどうか
判断のタイミング
もう一つ大事なのがタイミングです。
いつ判断するのか。
指導→期限→再確認の後
- 指導した
- 改善の基準を伝えた
- 期限を設定した
この3つをやった上で
変わらないなら判断
やってはいけない判断
ここも押さえてください。
■感情で判断する
「なんか嫌だ」
■期待で判断する
「そのうち変わるかも」
■同情で判断する
「かわいそうだから」
すべてNGです。
なぜ決断が必要なのか
正直、決断は怖いです。
- 人を辞めさせるかもしれない
- 責任を感じる
- 嫌われる
ただ、ここで考えるべきはこれです。
誰を守るのか
守るべきは組織
問題職員を残すことで
- 他の職員が疲弊する
- 雰囲気が悪くなる
- サービス品質が下がる
結果として全体が崩れます。
まとめ
見極めの基準はシンプルです。
■育てるべき
- 受け止める
- 変わろうとする
- 少しでも改善する
■判断が必要
- 受け入れない
- 変わらない
- 周囲に影響する
優しさと甘さは違います。
決断もまた、管理者の責任です。


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